明治安田生命Jリーグが開幕した。湘南ベルマーレは2月23日、北海道コンサドーレ札幌をホームに迎え、5年ぶりに浦和から古巣に復帰した武富孝介の2発で勝利、快調な船出となった。
昨季にルヴァン杯で初優勝したがJ1残留争いを強いられた湘南。今季は曺貴裁監督の8期目続投やFW指宿洋史、DFフレイレなどの戦力補強を行い、「今年は一味違うはず」とサポーターから期待を寄せられている。
ゲーム序盤は札幌がペースを握ったが、湘南は齊藤未月と松田天馬のダブルボランチが適度な距離感を保ちながらインターセプトを狙うなど中央を厚く守る。身長190cmの相手FWと空中戦に臨んだ坂圭祐は、身長で16cm劣りながらも持ち前の予測力で競り勝ち、攻撃の芽を摘んだ。
流れは湘南に傾いていき後半37分、ついに均衡が崩れる。右サイドを駆け上がった山根視来がクロスを供給、こぼれ球を武富が拾い“おかえり弾”を決めた。後半45分には左クロスを山崎凌吾が落とし、またもや武富が冷静にゴール左に流し込み、札幌を突き放した。
武富は前回所属時に湘南の“J1最速昇格”に大きく貢献した。古巣のサポーターの声援に「もっといいパフォーマンスを出したい」と話し、温かな拍手を全身に浴びた。
次節3月2日(土)はホームでFC東京と対戦。午後4時キックオフ。
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