「平成30年度茅ヶ崎市スポーツ少年団種目別交流大会」のミニバスケットボールの部決勝が2月16日に行われ、鶴嶺ミニバスが初めて男子、女子そろって優勝を飾った。
同大会には、市内のミニバスケットボールチーム男女各9チームが出場。トーナメント形式で優勝を目指して戦いを繰り広げた。
流れ変えたワンプレー
男子は最上級生が少なかった昨季に経験を積んだ、現6年生を中心とするチーム。パス回しを得意とするスタイルで、昨年3月の新人戦から市内公式戦で無敗。3大市大会をすべて制する仕上がりを見せていた。
シードとしての初戦、2回戦を順調に勝ち進み、迎えた茅ヶ崎のチームとの決勝戦では、「力が入りすぎたためか動きが少し固かった」と男子チームの加藤雅章コーチ(53)。最終クォーターまで1点差の攻防が続くが、キャプテンを務める牧野健太君(鶴嶺小6年)のパスカットからの得点でチームが勢いづき、そのまま勝利を収めた。
牧野君は「苦しい場面で試合の流れを変えられるプレイヤーを目指してきた。5年生からの成長を実感できてうれしい」と振り返り、加藤コーチは「チーム全員で勝ち取った勝利。今後につなげていきたい」と話した。
支えてくれた周囲への感謝
女子は、3人の6年生がチームを牽引する。昨年8月の市大会「茅ヶ崎カップ」では惜しくも準優勝で、今大会は雪辱に燃えていた。
初戦、2回戦と駒を進め、準決勝ではメンバーでカバーし合うディフェンスで東海岸のチームとの接戦を制す。迎えた決勝戦では香川のチームと対戦し、終盤まで一進一退の攻防を繰り広げるが、キャプテンの狩野萌花さん(鶴嶺小6年)のパスカットに続くカウンターで点差を広げ、勝利をもぎとった。
狩野さんは「これまで悔しい思いもしてきたが最後に勝てて良かった。メンバーや支えてくれた周囲の人々に感謝したい」と笑顔で話し、女子チームの高山朋子コーチ(45)=人物風土記で紹介=は「厳しい指導にもめげず立派に成長してくれた。男女両チームに心からおめでとうを伝えたい」と頬を緩ませた。
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