神奈川県議会議員選挙(3月29日告示・4月7日投開票)に向け、茅ヶ崎市役所で3月8日、茅ヶ崎市選挙区の立候補予定者を対象にした事前説明会が行われた。定数3に対し、現職と新人合わせて6陣営が参加し、県内最激戦区の様相を呈している。
事前説明会に参加したのは、現職2人と新人4人。県議4期目を目指す無所属の日下景子氏(63)=中海岸=は、子育て支援や子どもの貧困対策、女性の活躍、環境・災害対策を掲げる。無所属で出馬予定の藤間明男氏(63)=松尾=は、今回を集大成と位置づけ3選に臨む。茅ヶ崎を含めた県内の自治体が、公平に利益を享受できる条例・制度づくりを訴える。
一方の新人は、自民党公認の永田輝樹氏(55)=松林=と、共産党公認の沼上徳光氏(32)=甘沼=が市議会議員からくら替え。永田氏は道路・河川整備による安全対策をはじめ、市と県が連携した街づくりに注力する。学校教育に重点を置く沼上氏は、実施率が全国最低の中学校給食や少人数学級の推進などの環境充実を目指す。
厚木の市議を1期務めた古川環氏(49)=浜竹=は、立憲民主党公認として立候補予定。自然災害に備えた対策強化、介護・福祉政策を掲げて挑む。元県議で、現茅ヶ崎市長の佐藤光氏の秘書を務めていた桝晴太郎氏(28)=十間坂=は、自民党公認で県議選へ。子育てや就労支援など若者の活躍を後押しし、高齢化社会を支えたいとする。
県内48選挙区で実施された事前説明会で見ると、茅ヶ崎選挙区は横浜市鶴見区と川崎市高津区と並んで、定数を最多の3人上回った。
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