会派 自由民主党茅ヶ崎市議団 茅ヶ崎市議会 議会報告 平成31年度第1回定例会を終えて
平成31年度茅ヶ崎市議会第1回定例会が3月22日、閉会しました。今回挙げられた39議案と5議会議案に対して当会派は賛成43、反対1の意見を表明しました。今年度の施政方針、各議案について賛成の立場でしたが、会派として若干の意見を申し上げました。
総括質疑の概要
今回は会派を代表して柾木議員が質問しました。
今議会では、2021年を始期とする次期総合計画の策定に向けた庁内の取り組みや、人口減少・超高齢社会の対策、いじめ問題での教育現場と行政の連携について取り上げました。また、中学校給食の実現に向けた基本姿勢や市立病院の経営状況を質問しました。
平成31年度の当初予算案(一般会計713億4000万円・特別会計656億4239万円)は、佐藤光市長が昨年11月に就任したため人件費などの義務的経費が中心の「骨格予算」として編成されており、「道の駅整備事業」や「ホノルルとの交流事業」などは留保されました。そのため6月の第2回定例会に提出される「肉付け予算」の中身について、市長の考えを伺いました。
特に茅ヶ崎の魅力を国内外の人々に知ってもらうシティセールスは、人口減少・超高齢社会に突入する中で、市内の生産人口の減少を防ぐために、交流人口から定住人口につなげる重要な施策の一つであることを強調しました。
中学校給食の実現に向けては財源確保も重要ですが、実際に給食を食べる生徒が主人公となる視点の大切さも訴えました。
一方で医療面では、市立病院の経営状況に関して茅ヶ崎の医療水準の維持と基幹病院としての質を保ちながらも、人材のアウトソーシングも含めた赤字解消策も考えるよう進言しました。
平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算
当初予算から新たにお金が必要となった時に組まれる補正予算では、防犯灯事業費と学校施設事業費について伺いました。
防犯灯事業費では、市が自治会に交付したお金が名目通り使われていなかったことに対して市が自治会を提訴する防犯灯電気料金返還請求事件の手数料が計上されました。
学校施設事業費では、学習環境改善のために18小学校の普通教室にエアコンを設置する予算が盛り込まれており、賛成しました。これには文科省の臨時特例交付金が使われ、公有財産購入費として予算計上されます。
10月には消費税率10%へ引き上げが予定されています。増税後の消費冷え込み緩和を狙うプレミアム付き商品券の事業費も審議し、可決しました。
議案審議では
議案審議は、市長や議員が出した議案を質疑し、討論を重ね、表決します。茅ヶ崎市と寒川町の消防業務の統合にかかわる協議や、市学校給食共同調理場設置条例を廃止する条例、副市長と教育長の任命などが審議されました。
消防業務統合は茅ヶ崎市が、寒川町の消防業務を事務委託されます。高齢化の影響で通報や緊急出動の増加が予測される中、市民の安心安全のために両市町が連携を強めることで、シナジー効果も見込めるでしょう。
会派として予算・議案に対する討論
財政負担を将来世代に残さないためにも一層の努力が必要です。市は各課一律11%の経費削減目標を設定しました。このことは評価しますが、職員への負担しわ寄せも懸念されます。アウトソーシングやICTを活用するなどして、引き続き早期の業務効率化を求めました。
今年4月1日から供用開始された「茅ヶ崎市地域医療センター」は、老朽化と利用者の増加で手狭になったことから市役所北側に移転。休日と平日・土曜の夜間急患診療など、市民が快適に利用しやすいよう努めてもらうよう要望しました。
当会派の「市政運営の基礎は商工業の発展無くして有り得ない。活性化無くしてまちのにぎわいや市民の笑顔はない」という考えは変わりません。商工会議所などの経済団体との協働を強めていくことを要望しました。
今議会での各議員動向
▽柾木議員/今議会の総括質疑・討論▽広瀬議員/議会選出監査委員▽岩田議員/総務常任委員長▽水島議員/会派代表として各会議に出席▽小島議員/当会派の副代表に就任、広報広聴委員長▽岡崎議員/予算特別委員▽水本議員/教育経済常任委員会副委員長▽小川議員/都市建設常任委員会副委員長
■ 自由民主党茅ヶ崎市議団代表水島誠司【携帯電話】090・7284・6278
自由民主党茅ヶ崎市議団
茅ヶ崎市茅ヶ崎1-1-1茅ヶ崎市役所議会事務局内
TEL:0467-82-1111
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