茅ヶ崎ゆかりの人物館(東海岸南6の6の64)と茅ヶ崎市開高健記念館(同)で、前期企画展が4月20日から始まった。
「槇 有恒」
人物館では、没後30年の登山家・槇有恒(まきゆうこう)を初めて取り上げる。槇さんは、アイガー(スイス)東山稜の初登攀(とうはん)やマウント・アルバータ(カナダ)の初登頂、茅ヶ崎在住中の1956年に隊長として世界で初めて8000m級未踏峰のマナスル(ネパール)に登頂成功するなどした登山家。文筆家としての側面も持ち、紳士的なスタイルも注目されていた。企画展では、槇家の倉庫で約50年人目に触れず保管されていた登山装備や著作、映画のパンフレットなど未公開品が多数展示される。
「開高 健」
記念館では、作家・開高健がボウリング場やナイター映画など日本人の「遊び場」を徹底的に観察・分析したルポルタージュが再現されている。代表作『輝ける闇』『夏の闇』に昇華していく過程が見どころだ。
会期は9月29日(日)まで。各館観覧料は200円(共通300円、高校生以下・18歳未満無料)。開館日時は金・土・日・祝の午前10時から午後6時(入館は5時30分)まで。(問)市文化生涯学習課【電話】︎0467・82・1111
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