市内萩園出身の横浜DeNAベイスターズ倉本寿彦内野手(28)が、4月28日以来の1軍に昇格。交流戦に入ったペナントレースで再び勝負する。
「特に変えたことはない」。倉本選手はそう切り出し、少し日焼けした肌がファームで過ごした充実した日々を物語っている。4月末に降格して以降、ファームではコンスタントに試合に出場。本職のショート以外にも二塁、三塁もこなし、打っては2本塁打。5月終わりには、数試合で複数安打を記録するなど調子は着実に上向いた。「試合前のルーティンワークも徐々に掴めてきた」と確かな手応えとともに、5月26日に1軍昇格が告げられ、先発した5月30日の中日戦(ナゴヤドーム)では早速ヒットを放ち、勝利に貢献。その後の試合でも、終盤に守備から途中出場するなど随所でらしさを発揮している。「1軍、2軍は関係ない。どこにいても試合に臨む準備をしていくだけ」
今はたとえ出場機会が少なくとも、「出番を迎えたときにしっかりプレーができるように頑張りたい」と静かに燃えるハマの背番号5。これから得意の夏を迎え、そのバットでチーム浮上への勢いをさらに加速させてくれるはずだ。
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