金や銀などの素地にガラス質の釉薬を施し焼成する七宝焼。古代エジプトが起源の伝統工芸を湘南の現代的なスタイルに昇華させたのが、市内甘沼にある工房「湘南七宝焼」だ。
北斎の「神奈川沖浪裏」やえぼし岩を象った作品が並ぶ開放的な店舗スペースには、通りからも覗ける作業場が連なっている。「かながわの名産100選」にも選ばれた逸品を生み出すのは夫婦で工房を営む中嶋亮介さん。クヌギの香りやカブトムシなど山間部の豊かな自然に囲まれながら制作を続ける中島さんは、「茅ヶ崎の北側にもたくさんいいお店がある。自分も”裏茅ヶ崎”から新しい文化を発信できれば」と笑顔を見せた。
(住)甘沼328の12
【電話】0467・51・2050
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