8月下旬に徳島県で開催された「第54回全日本サーフィン選手権大会」で、日本サーフィン連盟湘南茅ヶ崎支部が28年ぶりの団体優勝と2クラスでの個人優勝を果たし、9月17日、市役所で佐藤光市長に報告した。
アマチュアサーファーにとって国内最高峰の大会とも言われる全日本選手権。日本サーフィン連盟に所属する東北から九州までの全国25支部が出場した。各支部の選手は、年齢や競技ごとに分かれたクラスに出場し、その順位による得点の合計で団体優勝を争った。
各クラスではメンの藤沼佳太郎さん(19)とウィメンの小林麻衣子さん(28)が優勝。シニアウィメンの清永亜希子さん(43)が2位、ジュニアの吉野菜さん(17)が3位、ガールズに初出場した飯塚美空さん(14)とロングボードメンの今泉正徳さん(42)が4位となり、6人が入賞した。
6年間挑戦を続け、初優勝を果たした小林さんは「みんなの応援が力になった」と笑顔を見せた。
チームでつかんだ勝利
団体競技のパドルリレーには吉野さん、休場匠さん(16)、藤沼さん、高橋沙武さん(15)、山本秀哉さん(19)の5人が出場した。序盤はコース取りが上手くいかず7位からのスタートだったが、レース中盤からは徐々に遅れを取り戻し、アンカーの山本さんが3位でゴール。獲得した得点は、団体優勝に大きく貢献した。藤沼さんは「みんなの力が合わさった勝利」と振り返った。
28年ぶり4回目の優勝を果たした湘南茅ヶ崎支部は、条件付きで東京五輪出場権を獲得した松田詩野さん(17)も輩出し、今まさに波に乗る。高橋健支部長(54)は「サーフィンの盛んな茅ヶ崎から、活躍する選手が増えている。どんどん世界へ羽ばたいていってほしい」と期待を寄せた。
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