西浜中学校吹奏楽部(柿澤隆春顧問、中島文子顧問)が11月2日(土)、東京都文京区で開かれる「第25回日本管楽合奏コンテスト」の中学校A部門(16人以上35人まで)に出場する。
9月下旬、音源審査を通過して、昨年に続き2度目の出場を決めた同部。全国から集った36チームとしのぎを削る。
今年の部のテーマは「美爆音」。昨年の出場時19人だった部員数は、1年生が13人入部し26人となったが、まだ多いとは言えない。「少人数でも美しい音を轟かせよう」と部員たち自らがテーマを設定した。「明るく、へこたれないのが特長」の同部は、高校生レベルの難度といわれる吹奏楽曲『レッドライン・タンゴ』を引っ提げ、全国の舞台へ挑む。
「西浜中の音楽を」
昨年、西浜中吹奏楽部の2、3年生は別の大会で東関東まで進み、銀賞を獲得した。今年は地区大会で金賞を収めたが、8月の県大会では銅賞に留まり、東関東へは出場できなかった。
現メンバーで初めて味わった銅賞の悔しさに、部員たちは奮起。県大会を終えた後、「日本管楽合奏コンテスト全国大会」の音源審査用のテープに思いの丈を込め、吹奏楽曲『レッドライン・タンゴ』を収録した。9月下旬に予選通過の知らせを聞いた部員たちは、「またみんなで演奏ができる」と飛び上がって喜んだ。
最後の晴れ舞台
同コンテストでの演奏が、3学年そろっての最後の舞台。26人の部員のうち、半数を1年生が占める今年は、自然と上級生の気持ちも引き締まる。
『レッドライン・タンゴ』の中で、サックスは曲の緩急をつける重要な役割を果たす。数少ないソロパートを任せられた2年生の大内侑さんは「周りを引っ張て行くような演奏がしたい」と意気込んだ。部長の分部雪乃さん(3年)は「これまで支えてくれた保護者や地域の方に感謝。西浜中の音楽を全国で轟かせたい」と思いを語った。
柿澤顧問は「結果だけがすべてではないが、今このメンバーでできる最高の演奏を楽しんでほしい。目指すは1位にあたる文部科学大臣賞」と話した。
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