以前の花火大会（茅ヶ崎市観光協会提供）
茅ヶ崎市観光協会は４月23日、新型コロナウイルスの感染症拡大に伴う緊急事態宣言発令を受け、８月22日（土）に開催を予定していた夏の風物詩『第46回サザンビーチちがさき花火大会』を中止すると発表した。中止は、２０１１年、19年に続き、３度目。
同大会は、毎年、サザンビーチちがさき周辺で８月上旬の土曜日に開催されていた。今年は、東京五輪の開催期間と重なっていたため、８月22日に日程を変更し実施を予定していた。
中止は来場者と周辺住民の健康と安全を最優先に考えた結果だという。また、企業から集める協賛金や募金も落ち込むことが予想されていた。
２０１１年は東日本大震災の影響で、昨年は高波の影響で中止となった。２年連続での中止に、関係者は落胆を見せる。同大会実行委員会は「中止判断はやむを得ない。次年度は新型コロナが完全に収束したなかで多くの方に安心してお越し頂き、勇気と感動を与えられる大会が開催されることを願っています」とコメントした。
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