萩園出身でプロ野球・横浜DeNAベイスターズの倉本寿彦内野手(29)は、今日6月19日(金)に開幕する今シーズンに向け、準備が整った。
新型コロナウイルスの影響で開幕が3月から大幅に遅れたスタジアムに球音が戻ってくる。倉本選手は6月に再開した練習試合ではノーヒットが続いたが、6日の日本ハム戦で9回のチャンスの場面でタイムリー二塁打が飛び出した。「思い切って打ちに行こうと思い、打席に向かった。引き続きチャンスをものにできるようしっかりと練習して準備したい」と話した。続く10日の巨人戦でも1安打1打点と調子は上向きの状態で今シーズンに突入する。
今年2月の春季キャンプはプロ入り6年目で初の二軍スタートだったが、「チャンスが回ってきた時に確実に活かせるように」と黙々とトレーニングを積んだ。
3月上旬に本拠地・横浜スタジアムでのオープン戦で一軍から声がかかると、昨年オフから試行錯誤を続けたバッティングフォームの成果が次第に結果として表れた。開幕カードで行われた練習試合、3月21日の巨人戦でも終盤に途中出場し、レフトにヒットを放つと、守備でも軽快な動きを見せ、レギュラー奪還に燃える姿勢を見せた。
4月の緊急事態宣言の発令後には全体練習が中止となり、コンディションの維持に困難を極めたが、倉本選手も横浜スタジアムなどで自主練習を続け、「実戦の感覚を失わないこと」を意識しながら打つ量を確保し、本で栄養に関する知識を取り入れるなどウイルス対策にも一層気を配り、ただ前だけを見据えた。
昨季はわずか出場24試合に留まった倉本選手。今季はオフから口にし続けてきた「レギュラー奪還」そして、22年ぶりのリーグ制覇、日本一に燃える年。これまでの悔しさを晴らし、スタジアムの中心で躍動するハマの背番号5の「反撃」の一年が始まる。
DeNAの開幕戦は横浜スタジアムでカープと対戦する。午後6時試合開始。
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