茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2020.06.19
新型コロナウイルスで高リスク 保健所だよりNo.1
熱中症に注意を
今年は外出自粛によって、暑くなる前に軽い運動をして汗をかくなどの暑さに備えた体づくりができていない方が多いことに加え、マスクの着用により、体内に熱がこもりやすく、喉の渇きも感じにくいことから、例年以上に熱中症になるリスクが高まっています。
新型コロナウイルスの感染予防を行いつつ、体が暑さに慣れていない6月頃から残暑の厳しい9月頃までは、特に注意しましょう。
熱中症予防のポイント
■換気を行いつつ、室内温度が高くなりすぎないよう冷房を活用する
■マスクを着用しての強い負荷の作業や運動は避け、喉が渇く前にこまめに水分補給する
■屋外で人と十分な距離(2m以上)を確保できる場合には、マスクをはずす
■日傘や帽子を利用した涼しい服装を心がける
■涼しい時間に適度に運動し、体を暑さに慣らす
■体温測定など、自分の体調に関心をもち、体調が悪いときは無理をせず休む
熱中症の症状と対処法
■症状/めまい・足がつる・大量に汗をかく・頭痛・吐き気など
■対処法
・涼しい場所に移動する
・衣服を緩める
・うちわや保冷剤で体の熱を逃がす(首、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的)
・スポーツドリンクや経口補水液で水分補給する
※症状が改善しない、自力で水分補給できない場合は、医療機関を受診しましょう。
熱中症になりやすい高齢の方や子どもには、ご家族や近所の方が声をかけ、熱中症を予防しながら、元気に夏を過ごしましょう。
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