新型コロナの影響で休止していた、子育て中の母親を支援する交流会「ママほぐ」が7月1日、浜見平のまちづくりスポット茅ヶ崎で約4カ月ぶりに再開した。
当日は入場時の検温や手指消毒など感染防止対策を徹底し、参加人数も制限。助産師やボディケア、アロマなどのワークショップの講師に見守られながら、母子20人の参加者はゆっくりとした時間を過ごした。
8カ月の娘と初参加した30代女性は「先輩ママさんとお話したり、娘が歳の近いお姉さんを目で追いかけたりと新鮮な体験だった」と話した。
開催回数の増加検討
自粛期間はSNSを使ったライブ配信で講義を行っていた同イベント。参加者はコメントを書き込む事ができるが、講師から参加者の顔や表情は見えない。細やかなアドバイスは難しく、対面でのイベント再開を待ち望む声も多かった。
ママほぐ代表・高村えり子さん(33)は「ハイハイしかできなかった子が4カ月ぶりに会うと歩けるように。再会の喜びもひとしお」と話す。
市内の子育て支援センターなど、7月から利用を再開した公共施設も多いが、まだ母子学級や助産師相談会などは再開されない。その受け皿として、ママほぐでは隔月だった「産後カフェ」を毎月開催にしたい考え。
高村さんは「コロナ禍でも子どもは生まれる。ますます孤立が進んでしまうママたちのために、毎月確実にママほぐを開催して居場所を守っていきたい」と意気込んだ。
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