県政報告 パワーアップ神奈川! 神奈川県議会議員 永田てるじ
現在、神奈川県議会令和2年第3回定例会が開会中ですが、13日に前半の議案採決日がありました。今回の9月補正予算案は、過去最大となった6月補正予算をも上回る規模であり、2回連続で過去最大の補正予算を組むことになります。
本県の財政状況に目を向けてみますと、新型コロナウイルス感染症の影響により令和2年度の県税収入は900億円規模の減収となります。
令和3年度の財政状況も現時点で約1100億円の財源不足が見込まれるなど、危機的な状況にある中、予算委員会が6日に開催され、総括質疑に臨みました。以下、概要です。
■9月補正予算の基本的な考え方について
6月補正予算に続き、新型コロナウイルス感染症への対応がメインとなります。医療提供体制の維持については、これまでの補正予算で計上されている事業が今回の補正予算でも計上されていますが、どのような考えによるものか、また、コロナ禍でこれまで中小企業の事業活動を継続するための支援などが実施されてきていますが、今回の補正で新たな取組にどのようなものがあるかなどについて質疑しました。
■季節性インフルエンザと新型コロナへの備え
今後重要となるのは、季節性インフルエンザとコロナの同時流行への備えであると考えます。そこで、先日すでに予算案に先行して議決したインフルエンザ予防接種事業費補助の目的と、期待される事業効果についてあらためて問いました。
同時流行の事態が発生した場合は、発熱症状が出た方の相談窓口や受診機関、検査対応など、県内の医療体制を維持するためにも、総合的な対策が必要であると考えており、神奈川県としてインフルエンザ流行に備えた総合的な対策をどのように考えているかを質問致しました。
さらに新型コロナについて、終息が見通せない状況の中、感染拡大防止に全力で取り組むとともに、県内経済のエンジンを回すために、臨時交付金や包括支援交付金など、必要な財政措置についてしっかり国に働きかけるよう強く要望致しました。
■他の所属委員会にて
☆茅ヶ崎市内を流れる千の川、小出川における河川海岸事業の取組状況☆下水道事業の取組状況☆学校施設整備事業の取組状況☆新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る指定管理施設の追加費用等について☆神奈川県生活環境の保全等に関する条例の一部改正について☆森林環境贈与税の使途公表、配分及び取組みについて☆農地の違反転用について質疑
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