市内に拠点に置くエアロビックチーム「アステム湘南VIGOROUS」(ひばりが丘・小林祐美代表)の選手が、11月7日・8日に東京で開かれた「スズキジャパンカップ2020」に出場し、女子シングルで初優勝、トリオで2連覇など4部門で優勝に輝いた。6人は今大会の結果を受けて日本代表入りが内定。来春の世界大会へ向けて動き出す。
体力トレーニングの「エアロビクス」をスポーツ競技に発展させた「エアロビック」。国内最高峰といわれる同大会では、地区予選を勝ち上がった選手が、年齢・性別・人数で分かれた各部門で技の実施・芸術・難度点を競った。
「シニア1(17歳以上)女子シングル」では上田真穂さん(28)=人物風土記で紹介=が初優勝。「応援してくれた方々、コロナ禍でも練習ができる環境を整えてくれたコーチや、仲間たちに感謝したい」と話す。3位に入賞した鈴木風菜さん(19)は「ユース時代も含めて、シングル部門で初のメダル。素直にうれしい」と喜びをかみしめた。
「シニア2(17〜44歳)女子シングル」では、小松田葵さん(29)が大会3連覇。「コロナで練習も難しい中、まず出場できたことがうれしい。若い世代が実力をつけてきているので、常に今の自分を超えていきたい」と思いを語った。
「シニア1トリオ」では上田さん、鈴木さん、今村菜子さん(19)が大会2連覇を成し遂げた。上田さんは「2連覇をかけて少なからずプレッシャーはあった。100%満足な演技ではなかったので、次はもっと上を目指したい」と意気込んだ。
アクシデント乗り越え
「シニア1グループ」には、小松田さん、上田さん、鈴木さん、今村菜子さん、今村一歩さん(17)が出場。参加は1チームのみだったが、基準点を超え、世界大会出場を決めた。
実はもともと出場予定だった山口萌子さん(17)が大会2週間前に練習で前十字靭帯を断裂する怪我を負い、急遽上田さんが出場することに。山口さんはリハビリに集中し、来春の世界大会出場後、手術を受ける。「今大会は一番近くで先輩の演技を見て士気を高めた。悔しさをバネに、世界大会では立派な演技を見せたい」と前を向いた。
ヴィグラスでは大会に向けて、インスタグラム(「アステム湘南VIGOROUS」で検索を) で開催日までのカウントダウン動画などを配信中。「チームのことを知ってぜひ応援してください」とメンバー。
来春の世界大会には、女子シングルの上田さん、トリオ、グループが出場内定を決めている。
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