2020年も残すところあと1週間―。新型コロナウイルスの感染拡大による小中学校の休校やイベント中止など暗い話題の多い中、市民や団体による多彩な地域活動が展開された。今年1年を本紙から振り返る。
【1月】「高南一周駅伝競走大会」で松林地区が男女そろって前人未到の10連覇を達成。市は今後予想される財源不足に対応するため、職員の人件費減や補助金の縮小などを盛り込んだ「茅ヶ崎市財政健全化緊急対策」の素案を発表。
【2月】柳島で開発が進む「道の駅」から発信するオリジナルブランドの認定商品20品が決定。
【3月】新型コロナ感染拡大防止に向けた政府の方針を受け、市立小中学校は3月2日から臨時休校に。茅ヶ崎4大祭りの一つ大岡越前祭の中止が決定。佐藤光市長は管内でのコロナ感染者の公表を受け、「不要不急の外出を控えてほしい」とメッセージ。
【4月】「茅ヶ崎フードアクション」など、新型コロナの影響拡大で打撃を受ける飲食店を支援する輪が急速に広がる。小中学校の休校期間が5月6日まで延長、公共施設は5月末まで休館。市主催のイベントも中止、延期に。観光協会は「第46回サザンビーチちがさき花火大会」中止を発表。
【5月】「サザンビーチちがさき海水浴場」の開設中止を発表、県内海水浴場で中止の発表は初。市は一律10万円を支給する特別定額給付金のオンライン受付を始めるも、照合作業や申請不備などで給付に遅れが。国の緊急事態宣言延長を受け、小中学校の休校期間を5月末まで延長、公共施設も6月末まで休館。
【6月】4月開催から10月に変更していた「湘南祭2020」の中止が正式に決定。運動部・文化部の大会が中止となる中、「中学生に集大成の場をつくろう」と署名活動が行われ、市に提出。
【7月】新型コロナの影響で3月から制限されてきた中学生の部活動が再開し、各校で練習試合を実施、引退試合と位置付ける部も多かった。
【8月】茅ヶ崎市は全国の市として初の「自転車通勤推進」団体に認定された。県は菱沼海岸の茅ヶ崎ゴルフ場の利活用事業を中止すると発表。
【9月】「ジャパンウイメンズコレクション2020首都圏大会」で、市内在住の小川恵子さんが総合グランプリに。自然エネルギーのみで運営するICT農場「スマートブルー茅ヶ崎農場」が下寺尾に誕生。「ミセス・ミズアース・ジャパン2020」でミセス・アースグランプリに石黒あかねさんが選出。
【10月】市は国が示した新しい生活様式に対応するため、中小企業に最大10万円を補助する独自の支援策をスタート。県中学校総合体育大会走幅跳で北陽中3年の中村咲良さんが優勝を果たした。
【11月】JR相模線・茅ケ崎駅の発車ベルを加山雄三さんの『海 その愛』にしようと署名活動がスタート。「第28回ジュニアオープンサーフィン選手権大会」で浜須賀小6年の岡野漣君がキッズクラスで優勝。「第39回全国児童画コンクール」で柳島小2年の霜島杏音さんが文部科学大臣賞を受賞した。
【12月】コロナの影響で中止となった公立小学校の修学旅行の代替行事として来年2月、横浜・八景島シーパラダイスを貸し切り、日帰り旅行を予定。横浜DeNAベイスターズ倉本寿彦選手の初の地元後援会が始動。
※12月18日現在、茅ヶ崎市保健所管内の新型コロナ感染者数は合計314人となっている。
|
|
<PR>
茅ヶ崎・寒川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>