香川在住の黒川瑛斗さん(茅ケ崎西浜高校2年)が、2月10日にオンライン配信で開催された「K―1アワーズ2020」でアマチュア最優秀選手に選ばれた。
同式典はプロ・アマチュアのすべての大会と選手を対象とした年間表彰式。K―1アマチュアは、性別・年齢を問わず参加でき、年代・体重別に分かれ、選手レベルに応じてAからCクラスが設けられている。
黒川さんは昨年Bクラスで東日本大会優勝、プロの一歩手前とされるAクラスで全日本大会優勝を飾った。黒川さんは「受賞すると思っていなかったので驚いた」と感想を語る。
目標は高校生最強
昨年はじめ、全日本大会優勝で波に乗り、5月には優勝するとプロデビューの資格が得られる「K―1甲子園」に出場した。しかし、結果は1回戦敗退。「初めての大舞台にのまれ、自分の力が出し切れなかった」と振り返る。それからは悔しさをバネに研鑽し、特に「どんな状態でも冷静に闘える」メンタルトレーニングに力を注いだ。11月、Aクラスで出場した東日本大会では格上の選手相手にも落ち着いて実力を出し切り、見事優勝。今回の優秀選手賞に至った。
週1回通うFUKAIフィットネスクラブ(堤)で、後輩たちに「どうやったら試合に勝てるか」と聞かれ、「色々な状況の中でも焦らない平常心が大事」と答えた黒川さん。4月に全日本大会を控え、「全日本はあくまで通過点。本命のK―1甲子園で高校生ナンバー1になって、プロ入りを果たしたい」と意気込んだ。
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