湘南ひょうたん会(久保利夫会長)はこのほど、手作りのひょうたん約80個を市に寄贈した。
ひょうたんは市を通じてその年100歳を迎えた人に贈られており、今年で17回目を迎えたことから、7月15日には佐藤光市長が同会に感謝状を贈呈した。
佐藤市長は「健康と長寿の象徴であるひょうたんを手渡すと、ご本人はもちろん、家族からも大変喜ばれる。ぜひこれからもお願いしたい」と話した。
湘南地域の愛好家35人が所属するという同会は、今年で発足から33年目。普段は栽培や展覧会に向けた作品作りを行っている。
100歳を迎えた人へのひょうたんの寄贈は、ほかの市町村でも行っているのを聞いた久保会長の提案で始まった。
ひょうたんは春に種をまき、9〜10月頃に収穫、種を抜いた後に乾燥など工程が多い。
また、一つ一つに「寿」の文字と達磨の絵が書き入れられているが、これらは全て副会長の武田一宏さんが手がけたもの。武田さんは「ひょうたんは表面が平らでないので絵を描くのが難しい」と話す。
活動を始めた当初は10数個だったというが、年々数が増えているという。久保会長は「我々自身も年齢を重ね、作業が大変になっているが、喜んでくれる人がいるということは励みになる。これからも身体が動く限り続けていきたい」と話していた。
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