市内南湖の御霊神社で7月18日、神輿の展示が行われた。
鎌倉権五郎景政と源義経を祭神とし、鎌倉時代には前身となるお堂があったという同神社。浜降祭が江戸時代に始まった当初から参加していたと伝わり「年に一度、地域が一つになる大切な機会」となっていた。
しかし浜降祭は新型コロナウイルスの感染拡大によって、昨年に続いて中止が決定した。
すると地域住民や氏子の間で「2年連続でお祭りがないのはさびしい。せめて神輿だけでも見てもらえないか」という声が上がり、実施が決まったという。
当日は検温や連絡先の確認などの感染対策を実施しながら、神社の境内に神輿を展示。近隣住民らが入れ替わり訪れ、神輿に手を合わせる姿もあった。神社総代の加藤秀美さんは「ウイルスという目に見えないものとの戦いが続くなか、地域の皆さんの心の支えになれば」と話していた。
またこの日に合わせて、行燈60基が新調され、前日の夜に参道を彩った。
![]() 参道に飾られた行燈
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