「神奈川県の交通事故死者は全国ワースト１位」「交通街頭活動強化中」。市内南湖のパチンコ店「キコーナ茅ヶ崎店」のデジタル看板に今、こんなメッセージが掲示されている＝写真。
11月17日時点で、交通死亡事故件数が１２０件（前年同時期比２件増）となり、主要都道府県のワースト１位を記録している神奈川県。
神奈川県警も危機感を募らせており、ＳＮＳなどを活用した広報活動を行っている。
こうした状況を聞いて、協力を申し出たのが同店。機種の宣伝等を流しているデジタル看板に約２分に１回のペースで、事故防止の呼びかけを流すようになった。
今井崇之店長は「当店はカーブと信号の手前で看板も見やすい場所にある。少しでも事故抑制の力になれたらうれしい」とし、茅ケ崎警察署交通課の奥山重則課長は「協力は本当にありがたい」と話していた。メッセージは来年１月上旬まで掲出される予定。
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