「まちぢから協議会」など地域の自主防災組織等をサポートする防災訓練の企画運営の手引書と活動事例集の2冊を、茅ヶ崎市が製作した。
地域で活動する自主防災組織にアンケートを実施した結果、「具体的に何をして良いかわからない」「コロナ禍で防災活動が思うようにできない」「現在の活動に課題を感じている」という意見が大半を占めた。これを受けて、市は今回の2冊の製作に至った。
手引書は、企画担当初心者でも運営ができるよう、運営方法の手順や訓練メニューなどを掲載。一方の「防災活動事例集」は、市内で実施した自主防災活動組織や防災リーダー活動、資機材、コロナ禍の取り組みの4テーマに、200以上の事例が掲載されている。
市は今後、製作した2冊を活用し、住民の防災意識の向上とともに自主防災組織の連携などを目指し、支援を図る予定。
市防災対策課は「市民の皆さまが災害時に無事でいられ、助け合えるまちの風土を醸成していきたい」と話す。
2冊は市HPからも閲覧可能。「防災訓練ポイントBOOK」と「防災活動事例集」で検索。
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