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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2022.05.06

なんじゃもんじゃ花盛り

  • 株分けした花の前で種を持つ沼上さん(左)と鳴海住職

  • 境内のナンジャモンジャの木

花のお寺「緑の手」の住職

 初夏なのに雪が積もったような不思議な木。「あの木はなんじゃ?」転じてナンジャモンジャ――。成就院(甘沼493)でヒトツバタゴ、通称ナンジャモンジャの木が見頃を迎えている。

 モクセイ科の絶滅危惧種。同院にある木は2003年、元東京大学総長・茅誠司さんの邸宅から、四季折々・多種多様な花木が育ち「花のお寺」として知られる同院と、植物育成名人で「緑の手」として評判の鳴海善通住職に託されたもの。

 10年前に株分けした若木も境内を一層華やげている。株分けは同院の墓地管理などを行う沼上憲雄さんも協力。毎日2人で試行錯誤を繰り返した末の開花に顔を綻ばす。

 鳴海住職は敷地内にある花木一本一本と語り合うように世話をする。幼い頃から植物好きで「手をかけ目をかけ気に掛けると、いつか応えてくれる」とにっこり。「どうぞ遊びにきてください」と呼び掛けた。

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