市内在住のBMXライダー・内藤寧々さん(16)が、5月3日から5日に茨城県で開催された「マイナビJapanCup第1戦」に出場し、BMXフリースタイル・パーク・女子エリートクラスで優勝した。新技を披露し観客を魅了した内藤さん。今シーズンの開幕戦を快勝し、好スタートを切った。
現全日本チャンピオンの内藤さんをはじめ、東京五輪代表選手など、女子のトップライダー4人で競われた今大会。
スタート地点に立った内藤さんは、「緊張で頭が真っ白になった」と振り返るが、MCのアナウンスで気持ちを切り替え、次々と高難度の技をメイクした。
新技で観客魅了
なかでも観客を魅了したのが、新技の「540」(ファイブ・フォーティー)。横に一回転半するトリックで、女子選手の中では3人しか成功例のない高難度の技だ。
「540」の練習を始めたのは昨年12月から。回転が足りないと転倒し、背中を強打し「息ができない時もあった」。怪我と隣り合わせの状況だったが、日々練習に励んだ。
本番までに成功したのは、たったの2回。そして迎えた本番。「自分を信じて回った」結果、観客を唸らすトリックが成功し「最高にうれしかった」という。
練習場所確保に苦慮
パリ五輪強化指定選手の内藤さん。近年の活躍は目覚ましく、5月25日(水)からフランスで開かれる大会への出場も決まっている。
しかし、主な練習場所としている「鵠沼海浜公園スケートパーク」が7月からリニューアル工事に入り全面使用不可となることから、新たな練習場所の確保に苦慮しているという。「今後の拠点は未定です。でも、まずは目の前の大会に意識を集中させたい」
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