茅ヶ崎市文化資料館 博物館開館ものがたり -連載vol.3-
新しい博物館への整備・移転の歩み
茅ヶ崎市では、「茅ヶ崎市文化資料館」を移転し、新しい博物館として開館する準備を進めています。今回は、新しい博物館への整備・移転の歩みを紹介します。
1971年7月に開館した文化資料館も、長年の活動を経て、施設の老朽化や展示・保管スペースの不足、駐車場の不足、また、耐震性などの課題から、機能拡充による再整備が必要となりました。
2008年3月、市が策定した「公共施設整備・再編計画」において、文化資料館の整備・移転が位置付けられ、2013年には、現在整備を進めている堤へ新しい博物館を整備することが決まりました。また、博物館としてのさらなる発展を目指し、2015年には文化資料館を博物館法にもとづく登録博物館にしました。
そして2016年2月には、市民や有識者と議論を重ね、「整備基本計画」を策定。建物や展示の設計を経て、2020年からいよいよ建設工事が始まりました。建物は昨年11月に、展示や収蔵等は今年5月に完成を迎えました。
最初に計画が持ち上がってから15年近い歳月を経て、新しい博物館はようやく今夏の開館を待つところとなりました。
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