「ちがさき・さむかわ こどもファンド」の審査会が7月16日、茅ヶ崎市民文化会館ミニホールで開催された。
同ファンドは子どもたちが考えた活動をプレゼンし、こども審査員による審査を通過すると、NPOサポートちがさきが最大5万円までを助成するもの。宮城県名取市と高知県高知市で同様の取り組みがあるが、民間団体が主体となるのは全国初という。
当日は小学生から高校生までの9団体が3分のプレゼンを行った。劇を取り入れたり楽器を演奏したりするグループもあり、会場からは感嘆の声が上がった。
その後、12人のこども審査員が事前に決めた「茅ヶ崎、寒川らしいか」「こどもファンドでないと実現が難しいか」などの4つの基準をもとに「いいね」「もう少し質問あり」「もうちょっと」の3つにそれぞれが投票。それをもとに、公開協議を実施し、9団体中8団体への助成が決まった。
参加グループで唯一、審査員全員の投票を得たのは東海岸小学校6年生のグループ「ShoNanスマイリー」による「〜FNP〜(ふるさと納税プロジェクト)」。「茅ヶ崎市の寄付額をプラスに」という目標のもと市に新しい返礼品の提案や、どうPRするかをプレゼンした。
総合学習で6月中旬からふるさと納税について学んでいたところ同ファンドの話を聞き、応募したという。資料は児童たちが休み時間などを使ってiPadで作成し、先生たちの前で発表練習を重ねてきた。プレゼンにも参加した辻畑実咲さんは「見ている人たちの反応が良くて、審査員の方にも良い評価がもらえてよかった。これからどうなっていくか楽しみです」と話した。
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