茅ヶ崎市は来年1月をめどに「(仮称)ちがさき障がい者支援アプリ」を導入する。
障害のある人がこのアプリをスマートフォンにダウンロードすることで、手当や医療など各種制度について記載した冊子「障がい福祉のあんない」の内容をスマホで確認が可能になるほか、知的、身体、精神など障害に合わせた市からの通知が届く。
また、従来は障害者本人や家族が電話などで確認していた障害福祉サービス事業所の受け入れ可能状況を一覧で確認できるようになる。
今後は「デジタル障害者手帳」との連携も予定しているという。
対象は、市内在住の障害者とその家族ら約9500人前後と、およそ180の事業所。同様のアプリは東京都港区がすでに導入しているが、県内では初だという。
導入にかかる費用約1200万円は、国のデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用する予定で、6月に開かれた令和4年第2回定例会に補正予算案が提出され、可決されている。市障がい福祉課は「利用者は情報が分かりやすくなり、職員側も業務の軽減や郵送代の削減につながるのでは」と話している。
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