連載Vol.9 世界が切り替わる魔法の言葉
鍼灸師・カウンセラーの鈴木友紀子さんによる、人生を大きく変えた一言や救われた一言、それにまつわるエピソードと「言葉の持つ力」について紹介する連載コラムです。
共感した一言「受け入れた時に世界が始まる」
先日、車椅子ユーチューバーの眠梨桜さんが撮影にやってきました。
別の障害を持つ方とお話する機会は少ないので、うれしい時間でした。目が見えにくいことと歩くのが難しいことは、まるで違うけれど、不思議と通ずるものがあり、とても力をいただきました。
2人で共感したのが「受け入れた時に世界が始まる」ということ。
自分の受け入れ難いものを受け入れるのは、そう簡単ではありません。認めたら負け、絶望しかないと、目の前が真っ暗になります。
わかっていてもどうしても認められなくて、自分と戦って周りにやつ当たりして、羨んで自己嫌悪になってそれでもがんばって。
障害のあるなしに関わらず、そういう気持ちを抱えている人意外と多いのではないでしょうか?
でも、やっぱり今ある形を受け入れないと可能性の扉は開かないんです。
自分が望む形とはちょっと違うかもしれないけれど、その形に合った可能性が用意されているんだと私は思います。
だから、気が済むまであがいてください。必ず扉はあります。そしていつか必ず開きます。
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