浜之郷や茅ヶ崎地区の子ども約50人が加入する「若草子ども会」(松永友郁会長)は10月30日、同会の設立50周年を記念する「こどもみこし」の練り歩きを行った。
矢畑南自治会の協力で、夏祭りに合わせて小さな子ども用神輿を担いできた同会だが、コロナ禍もあり4年ぶりの実施となった。感染対策として時間やコースを短縮したものの、約30人が参加して矢畑第5公園から浜之郷第4公園までを練り歩いた。
神輿は50周年に合わせて、上に取り付けられている装飾の「鳳凰」を新調したばかり。またハロウィンをイメージして、飾りヒモはオレンジで統一された。
子どもたちからは「初めてお神輿を担ぐので前の日から楽しみだった」や「おじいちゃん、おばあちゃんが見に来てくれてうれしかった」などの声が上がっていた。
地域内の連携がカギ
小学1年生から6年生の子どもとその保護者が加入する子ども会は減少傾向が続いており、2021年度の調査では市内に40団体ほど。市青少年課は「子どもたちが習い事などで忙しくなったことに加えて、コロナ禍で活動を休止する団体も出てきている」とする。
そうしたなか同会では、ボーリング大会や映画会の開催など、積極的な活動を続けている。
松永会長は「自治会などと地域内での連携がうまくとれていることが活動継続の秘訣だと思う。以前は当たり前だった異年齢間の交流が出来ることが子ども会の魅力。今後も60年、70年と続いていってほしい」と話していた。
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