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茅ヶ崎・寒川 経済

公開日:2023.01.06

茅ヶ崎商工会議所新副会頭に聞く
部会再編で組織力向上

  • 山本 泰然さん66歳 茅ヶ崎市内在住

 茅ヶ崎商工会議所の新役員が昨年11月1日に選出された。本紙では新たに就任した3人の副会頭に意気込みなどを聞いた。3回目は山本泰然さん(株式会社フジプロ代表取締役社長)。

 「ロータリークラブの先輩に誘われて」茅ヶ崎商工会議所に入会したのは15年ほど前。以来、商業部会の部会長を4期にわたって務め、会員を対象とした講演会、見学会の開催や大学と共同で商店街活性化を目指した調査を行うなど、地元経済の活性化に尽力してきた。

 近年、リモートワークの普及やライフスタイルの変化によって茅ヶ崎に移住する子育て世代が増えている。そのこと自体は「地域にとってプラス」と評価する一方、「経済やまちづくりの面で十分に生かし切れていない」とも感じている。

 それだけにまず取り組みたいのが部会の再編だという。「例えば商業ひとつとっても、従来のような店頭販売だけでなくECなど形態が多様化している。変化に対応できる体制にして組織力を向上させ、会員が商工会議所に入会しているメリットをより感じられるようにしたい」

 プロパンガス会社としてスタートし、現在はリフォームなど総合エネルギー・住宅企業として知られる(株)フジプロの社長を20年以上にわたって務める。「省エネは世の流れ。ガスの消費は減っていく」。だからこそより付加価値の高い提案を目指す。「時代に合わせて変化しなくては生き残れないのは会社も会議所も同じ。スピーディーに取り組みたい」と話した。

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