堤のカルペソールスポーツパークを拠点に活動するサッカークラブ「カルペソール湘南」の子どもたちが2月4日、地元の畑で小松菜の収穫体験を行った。
この小松菜は、堤の畑で昨年秋に作付けされたもの。天候不順などの影響で生長にばらつきがあり、市場の規格に合わないため廃棄することが決まっていたという。
そこで生産農家が、もともと知り合いだった同クラブの関係者に「味には全く問題がない。なんとか有効活用できないか」と相談したことをきっかけに、取り組みが実現した。
当日は児童やその保護者ら約60人が参加。畑一面に広がった小松菜を手で次々と抜いていった。子どもたちからは「収穫作業が楽しい」「このまま捨てられてしまうのはもったいない」などの声が上がっていた。
同クラブの遠藤陽輔事務局長は「私たちは競技力の向上だけでなく、スポーツを通じた地域課題の解決を理念として掲げている。子どもたちにはこうした機会に地元の農作物やそれが流通する仕組みについて、関心をもってもらえたら」と話していた。
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