「いじめストップ!」のワールドアクション「ピンクシャツデー」のイベントが2月20日(月)から26日(日)、「茅ヶ崎サザンC」付近で初開催される。期間中は日没から数時間、サザンCがピンク色にライトアップされるほか、23日(木・祝)には、焚火ライブやメッセージボードの掲示なども行われる。主催はピンクシャツデー茅ヶ崎実行委員会。
「ピンクシャツデー」とは、カナダでピンク色のシャツを着た少年がいじめられたことがきっかけで生まれたソーシャルアクション。ピンク色の衣類や小物などを身につけて、いじめの起きない社会づくりを呼び掛ける取り組みは、180カ国以上に広まり、2月の最終水曜日などに啓蒙イベントが行われている。
茅ヶ崎は未開催
茅ヶ崎での企画を発案した松山洋誠さん(37)は昨年、県内の啓発イベントに参加。「江の島の灯台や小田原城では、ライトアップを通じて啓蒙活動を実施しているのに、茅ヶ崎は活動が無く、寂しさや悔しさがあった。来年は茅ヶ崎でも企画したい、ライトアップするなら、サザンCだと思った」と話す。
昨年3月ごろから知人や観光協会、各方面に協力を募り、サザンCをピンク色にする試験も経て、イベント実現にこぎつけた。松山さんは「自分自身も今回、人の優しさを身をもって感じたので、『他人に優しく』という前向きなメッセージを伝えたい。人間関係で悩んでいる方も気軽に参加して」と呼び掛ける。
焚火を囲んだライブも
連動企画として23日には、目の前のコワーキングスペース「Cの辺り」で「#ピンクC ライブ&カフェ」を実施する。
午後4時から6時までは、来場者によるメッセージの掲示や、ピンクシャツデーにちなんだ書籍の展示、コーヒーやライブで使用するピンク色に光るブレスレット(300円)の販売を行う。同所の池田美砂子さんは「いじめストップと頭で考えるのではなく、ライブなどを通じて、人とのつながりを感じてほしい。取り組みを知ってもらうためにも、ぜひSNSで『#ピンクC』をつけて写真やメッセージの投稿を」と話す。
午後5時30分からは、サザンC前で茅ヶ崎在住のミュージシャン倉井夏樹さんと智佳子さん、2人の子どもで結成された「KURAI FAMILY BAND」による焚火ミニライブ。書き下ろしたオリジナル曲『想いは届く』に合わせ、参加者が手をつなぐ催しを行う。参加無料。倉井さんは「みんなで大声で歌いながら、人とのつながりや楽しい時間を共有できれば」と語る。
|
|
<PR>
茅ヶ崎・寒川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>