松浪小学校5年の内田凜さんが、「第13回全国学校図工・美術写真公募展」の小学生の部で最高位にあたる文部科学大臣賞に輝いた。小中学生が図工や美術の授業で造形表現した作品を、被写体として撮影した写真のコンクール。日本広告写真家協会が主催し、2月26日に都内で表彰式が行われた。「(受賞は)びっくりしたけれど、すごくうれしいです」と笑顔をみせる。同校では昨年度も5年生が大臣賞に選ばれ、受賞は2年連続。
応募数758点の中から選ばれた内田さんの作品の題名は「ひとりのお花」。ワイヤーで花を作り、水彩画などを乾燥させるスチール棚を背景に花を真上からタブレットで撮影した。校庭のタイヤ遊具やコンクリート、植栽の花なども背景にして写したが、乾燥棚でのショットが「かっこいい」と直感したという。
写真に題名を付け、作品に込めた思いを98字以内で添えることも応募条件で、内田さんは「目立たない所で、ひとりでにさいている、という感じにとりました」などと書いた。審査員から「作ったものが周りの風景に溶け込むようにとても工夫して撮影されている。ひっそりと咲く一輪の花に生命力を感じることがあるように、『生きること』について強く感じさせてくれる作品」といった講評が寄せられた。内田さんは「写真を撮ることの楽しさがあった。また撮りたい」と話す。
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