湘南之民素人劇団・湘南えぼし座(亀井隼人代表)の名物時代劇「大岡さばき2023」が4月30日(日)、茅ヶ崎市民文化会館大ホールで開催される。今年は4年ぶりに大岡越前祭が開催されることになり、出演者、スタッフとも稽古に力が入っている。
大岡越前を主役に、毎年オリジナルの「大岡裁き」の内容で舞台を展開させる同劇団。殺陣やダンス、お笑い、時事ネタ、真剣なお裁きなど内容盛りだくさんで観客を楽しませる。演出は岩本愛生さん、脚本は高橋十大さん、殺陣演技指導は柴崎アクションプロジェクトの柴崎滋さんが担当する。
一般公募では県内外から4歳から80代まで幅広い年齢層から応募があり、奈良県からの応募もあったという。昨年はコロナでコミュニケーションを取る時間が限られていたが、今年は2月下旬に配役が決定すると、グループごとにワークショップを複数回実施。結束力も強くなったといい、出演者たちは芝居とチャンバラの稽古に元気に励んできた。
上演にあたりスタッフの柴田由布子さんは「キンメダイが今回のキーワードなのでお楽しみに」と話す。
3月29日のチャンバラの稽古では熱気に包まれる中、殺陣指導の柴崎さんから「今のいいね、うまいね」と声が飛び、出演者の活気あふれる姿が見られた。
2回目の出演となる市内在住の鷹巣明美さんは「父が使っていた南湖弁が出てくる役に立候補した。公演が楽しみ」と笑顔を見せる。代表の亀井さんは「(公演が)もうすぐだと感じる。皆さんには大岡越前祭に足を運びがてら気軽に来てほしい」と呼び掛ける。
時間は午前11時からと午後3時から。入場無料(全席自由)。詳細は同事務局【電話】0467・26・0565へ。
あらすじ
魚の子どもたちが遊ぶ「おとひめ学校」。そこへ、悪人に飼いならされたサメ達がやってきて暴れまくる。
陸では悪人達が海底埋蔵資源の独り占めに悪知恵を働かせるが、度重なる海底破壊を察知した海洋科学チームにより、人為的な現象であることを突き止められる。
サザエの通報により、越前も深海4千mへ。果たして、黒潮の蛇行を止められるのか...?
魚ダンス、チャンバラ、潜水艦ありの深海スペクタクルコメディー時代劇に、こうご期待!
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