茅ヶ崎・寒川 文化
公開日:2023.04.21
駅前コンサートのオープニングを務める
「引っ張る音」で観客魅了
鶴嶺高校吹奏楽部顧問 渡邊 良子さん
大岡越前祭のオープニングを飾る「駅前コンサート」。鶴嶺高校吹奏楽部の顧問として、同コンサートを見つめてきたのが渡邊良子教諭だ。その魅力、演奏にかける思いを聞いた。
高校生から社会人まで、多くのアマチュアバンドが日頃の練習の成果を披露する駅前コンサートは、大岡越前祭を彩る風物詩の一つ。音楽を愛する市民や来場者に、心地良いサウンドを届け続けてきた。
渡邊教諭は「3年生が卒業し新入生が加入するなど、1年間で部が最も不安定なのが4月。そうした空白の部分を埋めてくれていたのが、駅前コンサートだった。だからコロナで中止となっていた3年間は、寂しく、物足りなかった。新年度の活動が始まらない、そんな感じだった」と振り返る。
会場の温かさが好き
会場となるのは茅ケ崎駅北口のペデストリアンデッキ。演奏が始まると音に誘われて多くの人々が足を止め、自然と拍手を送る。
「あの独特の温かい雰囲気の中で、大勢の人に演奏を聞いてもらえるのが駅前コンサートの醍醐味」と笑顔を見せる。
渡邊教諭の指導の下、常に「溶け合った音」を目指す同部。「高校生だからこその頑張り、怖さ知らず、真っすぐ前を向く姿勢、そこに期待してほしい」。
現在は「足を止めてくれるような『引っ張る音』を出そうと練習している」と言い、当日は「指揮をする私自身も楽しくて、はしゃぎそう」とおどけた。
4年ぶりとなる晴れ舞台はもうすぐそこだ。
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