茅ヶ崎市は6月9日、2022年の観光客数と観光消費額を発表した。コロナ禍による行動制限が緩和されたことで、観光客数は前年比13万人増の223万人、観光客消費額は約8億7900万円増の44億8400万円だった。宿泊費は直近5年間で最高額を記録した。
2022年はコロナ禍の影響によって、市の4大まつりのうち、大岡越前祭、湘南祭、浜降祭は中止となったものの、海水浴場の満期開設や3年ぶりに開催したアロハマーケット、ちがさき花火大会のほか、茅ヶ崎海岸を会場としたイベントが多数開催された。海岸エリアを中心に多くの人出があったことにより、観光客数が増加した。また、宿泊費が直近5年間で最高額を記録し、観光客消費額が大幅増となった。
コロナ禍前の2019年と比較すると、観光客数は約86・5%まで回復。観光客消費額においては98・0%に達するなど、コロナ禍前の水準まで回復を見せている。
市産業観光課は「今年は浜降祭の開催も予定されているので、さらなる観光客数の増加を期待している。また、市内各所で中型イベントや小規模マルシェなどが復活しているので、誘客を見込んでいる。市としても、市役所前広場や公園など、市有地を活用したイベントの後援などを通じて、にぎわい創出や産業振興を行っていきたい」と話している。
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