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茅ヶ崎・寒川 文化

公開日:2023.07.14

粋でいなせな祭衣装の世界
専門店「田村屋」に聞く

  • 戸塚社長(右)と、同店スタッフの城田恵里菜さん

 浜降祭当日は、神輿の担ぎ手たちを彩る祭り衣装にも注目だ。茅ケ崎駅北口の祭衣装店「田村屋」(新栄町)の戸塚邦雄社長に、注目のポイントを聞いた。

 最も目立つ半纏は、神社や会ごとに揃える。その下に着る鯉口シャツ(袖先へ行くほど細くなるシャツ)や股引(ズボンのような下着)は白が基本だが紺や黒、柄モノも。丈の短い半ズボンタイプ(半だこ)もあるが同店では「浜降祭では長ズボンタイプが多い」という。足袋の色も衣装に合わせて「コーディネート」するのが一般的で、こはぜ(足袋についている留め金)が「7枚」のものが多いという。

 帯は角帯が多く「貝ノ口」や「喧嘩結び」など、さまざまな結び方があるが戸塚社長は「結び目きっちりが良い。衣装はやはり体に合ったものが格好いい」。ほかにも、巾着や脚絆など小物類でこだわりを出すこともできる。まずは参加する神社や会に確認を。

 同店では通常は午後6時までの営業時間を、祭前日は9時まで延長して対応するという。

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