茅ヶ崎遊技場組合(小巻嵩典組合長)はこのほど、加盟店店頭に振り込め詐欺被害の防止を呼びかける、のぼり旗やポスターの掲示を始めた。
茅ヶ崎市、寒川町で営業するパチンコ店が加盟する同組合。6月に開催された茅ヶ崎・寒川暴力団排除推進協議会の会合に会員が出席した際、「茅ヶ崎警察署管内で振り込め詐欺被害が増加傾向にある」ことや「被害にあったお金が暴力団の資金になっていることも多い」と聞き、今回の取り組みを決めたという。
制作にあたっては、茅ケ崎警察署生活安全課にアドバイスを仰いだ。特に最近は警察官や弁護士を名乗って「医療費・保険料の過払い金や未払いの年金がある」と言って、電話で指示しながら口座に振り込ませる還付金詐欺が多いことから、のぼり旗には「ストップ!ATMでの携帯電話!」を、ポスターには「いろいろな『ふり』に騙されないで!」と大きな文字でデザインした。
同署管内で6月末までに発生した振り込め詐欺は、昨年同時期より6件多い38件で被害額は約8600万円。同署生活安全課は「身近な場所で注意を喚起してもらえることは本当にありがたい」とし、同組合関係者は「取り組みを通じて少しでも被害防止に貢献できたら」と話した。
|
|
<PR>
茅ヶ崎・寒川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>