茅ヶ崎市は来年度から「道の駅『湘南ちがさき』」の整備工事が始まるのを前に市民の声を聞こうと、ワークショップを開催した。期間中は約390人の市民が参加。市はここで集まった意見や要望を、設計やサービスに反映させたい考えだ。
ワークショップは7月19日から23日までの5日間、市役所本庁舎や商業施設などで開催された。
参加者には小さな旗が渡され、「道の駅でどんなことがしたいか」を書き込んだ上で、会場に設置された施設の模型や図面に刺していった。
寄せられた意見は「エントランス付近に子どもが楽しめる施設を」「大きくてきれいなトイレが欲しい」「ロードバイクの駐輪スペースが充実していてうれしい」「子どもが車道に飛び出さないように対策を」などさまざま。市産業観光課では「いただいた意見は、運営事業者の提案内容などとも照らし合わせて、サービス向上に生かしていきたい」と話す。
道の駅整備事業を巡っては今年4月、整備運営事業者が大和リース(株)横浜支社を代表企業とする「ちがさき未来プロジェクトグループ」が優先交渉権者に、また市民投票の結果を受けて名称が「道の駅『湘南ちがさき』」に決定したことが発表された。
今年度に設計業務、来年度に工事が始まり、開業は25年7月の予定。来場者は年間100万人、地域への経済波及効果は10億円を見込む。
事業者が説明会
事業者による道の駅説明会が8月4日(金)午後2時から3時までと6時から7時まで、市役所分庁舎6階コミュニティホールで、26日(土)午前10時から11時まで、コミュニティセンター湘南大会議室で開催される。誰でも参加可能で直接会場へ。問市産業観光課【電話】0467・81・7144
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