東京武道館で8月3日と4日に開催された第31回全国中学生空手道選手権大会で、市内在住の林愛彩(まあや)さん(3年)が女子組手の個人・団体でダブル準優勝を遂げた。8月28日に佐藤光市長を表敬訪問し、2つのメダルを披露。「いつも一番近くで支えてくれる両親と兄、空手道部の先生、多くの方の支援のおかげで全国大会に出場することができた」と感謝を述べた。
「日本一を取りたい」と高校進学後のインターハイ出場を視野に入れ、パリオリンピックの次の五輪出場を目指すことを告げると、佐藤市長が市長応接室の棚を指し、「メダルを飾るスペースを空けて待っています」とエールを送った。
残り1秒で逆転
全国大会の個人準決勝戦では、劇的な勝利を収めた。同点ならポイントを先取した相手が勝ちとなる緊迫した場面。林さんは残り1秒で突きを決め、3対2で制した。「大きく深呼吸し、一発に集中した。技が入ったときは心の中で盛り上がった」と振り返る。
兄の影響で小学1年から空手を始め、空手道部のある横浜市立西谷中学校に通学している林さん。部活動を終えて、拳勝館茅ヶ崎支部の練習場に駆け付け、後輩の小学生らとの稽古にも励む。
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