茅ヶ崎市はこのほど、同市出身の競輪選手、佐藤水菜(みな)さん(24)と「スポーツ振興に関する協定」を締結した。
市は2023年度から、全国や世界の舞台で活躍するアスリートを応援するとともに、市のスポーツ振興への協力を求めようと、協定締結に向けた動きを進めており、佐藤選手は「茅ヶ崎市スポーツアンバサダー」第1号となる。
今後は自転車競技の普及・振興やスポーツを通じた次世代育成、健康増進に関して、相互に協力するという。
佐藤選手は茅ケ崎高校在学中に自転車競技を始め、2018年7月に競輪デビュー。21年7月に初優勝を果たすと、10月に行われた「第1回オールガールズクラシックG1」の初代女王に輝くなど、女子競輪界をけん引する存在となっている。また昨年、一昨年と世界選手権のケイリンで準優勝したほか、9月に中国杭州で開催されたアジア大会ではケイリンとスプリントの2種目で金メダルを獲得するなど国際大会でも実績を残しており、来年のパリ五輪での活躍も期待されている。
11月12日には市役所で締結式が行われた。佐藤光市長と協定書を交わした後、「スポーツアンバサダー」の名刺を手渡された佐藤選手は「第1号に選んでいただきうれしい。自分が活躍することで自転車競技の魅力をたくさんの人に知ってもらうとともに、茅ヶ崎市民の皆さんに元気を届けられたら。個人的にはチワワを飼っていて癒しをもらっているので、自転車の愛好家と犬の飼い主が交流できるイベントができたら」と話した。
|
|
<PR>
茅ヶ崎・寒川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|