第4回『小学生がえらぶ!”こどもの本”総選挙』の結果がこのほど発表され、茅ヶ崎市出身の絵本作家・ヨシタケシンスケさんの『りんごかもしれない』(ブロンズ新社/2013年)が第1位に輝いた。
「こどもの本総選挙」は、全国の小学生が「1番好きな本」を投票する企画。2017年から2年に1回実施され、今回は14万4188票が集まった。
『りんごかもしれない』は、ヨシタケさんの絵本作家デビュー作で、「第6回MOE絵本屋さん大賞第1位」を受賞。第1、2回は3位、第3回は4位と常に上位ランクイン。4回目にして初の1位に輝いた。さらに『あるかしら書店』(ポプラ社/2017年)も4位を獲得。4年連続でベスト5入りし、根強く支持されている。
2月10日の結果発表会では「こどもプレゼンター」から、同書を選んだ理由とともに表彰状が手渡された。ヨシタケさんは「先のことを考える時に、この『かもしれない』っていう言葉を上手に使いながら楽しく過ごしていってもらえると嬉しい。ワクワクできるような本を、僕もこれからも、みんなに応援してもらいながら作れたら」とコメントした。
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