アマチュア社会人バスケットボールの頂点を決める「高松宮記念杯 第6回全日本社会人バスケットボール プレミアムチャンピオンシップ」が3月16日から18日にかけて滋賀県で開催される。茅ヶ崎市内からは、TOTO茅ヶ崎女子バスケットボール部とアステム湘南ウィクトリアスの社会人女子チームが出場する。
「ベスト4目指す」
TOTOは、昨年5月から12月にかけて行われた女子東日本地域リーグBブロックで3位となり大会への出場権を得た。
持ち味は激しいディフェンスから、1対1で攻める力と3ポイントシュートを多くの選手が打てること。リーグ終盤戦では、新人5人の成長がチームを底上げした。前年度の社会人チャンピオン山形銀行との一戦では、第3クォーターまでリードを奪う展開。最後は逆転されたものの、青島利裕監督は「成長を感じ、最終戦にもいい流れで入れた。得たものは大きかった」と話す。
チャンピオンシップ大会の初戦では17年前に初出場した際に大敗した相手と対戦する。出澤真理主将は「TOTOらしく明るく元気に、チーム一丸となって戦う。目標はベスト4」と闘志を燃やす。
「応援力に走りぬく」
企業チームではなく、総合型地域スポーツクラブとして活動するアステム湘南。今季は女子東日本地域リーグAブロックで5位に入り、全国行きの切符を手にした。ターニングポイントは、第8節のAFBB戦。第2節で12点差を付けられて敗れた相手だったが、2点差を追う終了間際に和田きらり主将がファールされながらシュートを沈め、獲得したフリースローも落ち着いて決めて1点差のシーソーゲームを制した。
選手は8人と少ないがオールコートプレスで当たるなど、攻守ともアグレッシブで展開の早いプレースタイル。和田主将は「応援を支えに走り、勝利で感謝を伝えたい」と4年ぶりの全国に意気込んでいる。
大会の先に見据える目標は「国内トップリーグ『Wリーグ』参入」だ。
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