約2週間後に迫った浜降祭で「決定的な一枚を」と考えている写真愛好家も多いはず。中海岸在住の写真家・松村康史さんに(51)に撮影のポイントを聞いた。
1972年7月16日、悪天候のため1日遅れの浜降祭が開催されたその日に南湖で生を受けた松村さん。「まさに浜降祭とともに生まれ、育ってきました」と笑う。
大阪芸術大学写真学科を卒業後は、廃止予定のローカル線や東日本大震災の被災地を巡り、個展も開催してきたが、浜降祭は生涯に渡るテーマとして撮り続けてきた。
そんな松村さんがすすめる撮影スポットが、鉄砲道の「南湖中央」交差点付近だという。「この場所には南湖以外にも市内各地から10基を越える神輿が集まる。浜降祭というと浜辺をイメージする人も多いと思いますが、ちょうど朝日が昇る時間でもあり『暁の祭典』にふさわしい1枚が撮れるはず」と話す。
推し神輿を見つけよう
34基もの神輿が集まるだけに「どこを見たらいいか分からない」という人もいるかもしれない。
「そんな人はお祭りの前に『推し神社』『推し神輿』を決めてみては」と松村さん。「まずは地元の神社。近くにない場合はいろいろな神社に足を運んで、まつられている神様や神社の説明を読んでみてください。面白いと感じたり社殿やお神輿の細工が美しいなど、自分なりに好きなポイントが見つかったら、そのお神輿を中心に撮影するのもいいかもしれません」と話す。
松村さんの作品は7月2日(火)から16日(火)まで、市役所1階ふれあいプラザで開催される浜降祭の写真展でも展示される。また関連イベントとして7日(日)の午後2時から、講演会や神輿の担ぎ体験も行われる。
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