市内の小中学生の有志チームが今年3月に行われたジャンプロープの全日本大会で好成績を収めたのを受け、7月に日本で初開催されるAJRUアジア選手権大会に出場する。
ジャンプロープとは縄跳び競技の総称で、1人で跳ぶシングルロープや2本のロープで跳ぶスタイルなどがある。
アジア選手権に出場するのは、向井縁(えに)さん(茅ヶ崎小6年)、笹田真優(まゆ)さん(浜須賀小5年)、清田ほのかさん(松浪小6年)、永井美羽(みう)さん(松林中1年)の4人からなるチーム「BLUE HIVE」。4人は日頃からダブルダッチ(2本のロープを使って跳ぶ縄とび)を練習している間柄で、全日本大会挑戦を目指しチームを結成。初出場を果たすと、ジュニア女子部門で総合3位に食い込んだことなどから、アジア選手権で2種目に出場することになった。
「技が増え楽しい」
市内の公共施設で週2回ほど練習に励む4人。小学2、3年生時に上級生たちが縄跳びをしている姿に憧れ、ジャンプロープに取り組むようになったという。その魅力について向井さんは「できる技が増えて、スピードで記録が伸びるのが楽しい」と話すと、笹田さんは「上手な人の技が自分にもできるようになること」といい、清田さんも「いろんな技ができる達成感」と口をそろえる。
アジア選手権は7月24日(水)から27日(土)まで、川崎市のカルッツかわさき大体育室で開催される。4人はシングルロープのスピードリレー(シングルロープで30秒間に右足が着地した回数を競う)とチームフリースタイル(音楽に合わせて技の構成を披露する)に出場。笹田さんは個人戦(2種目)にも参戦する。
大会を前に、4人は「憧れの日本代表になれた。チームワークの良さが本番に出せたら。笑顔で楽しみたい」と意気込みを見せる。向井さんの母の右子さんは「自分たちでコツコツ努力してきた成果をぜひ大会で発揮してほしい」と活躍を願った。
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