――市議会議員を目指したきっかけは。
「先天性の障害で子どもの頃から車いす生活を送っていたので、社会のさまざまなバリアを実感してきた。それを変えるため直接働きかけたい、と立候補を決意した」
――昨年4月の統一地方選で3期目の当選。
「1期目は『障害当事者』というある種の珍しさがあったと思うが、今回は特別支援学級の全市立小・中学校への設置やインクルーシブ公園の開設など当初から訴え実現してきたことを評価してもらえたと感じている」
――茅ヶ崎の課題は。
「障害当事者の自分が議員として活動することで行政職員の意識も変わってきた。ただ、災害時の対応も含めて弱い人への配慮はまだまだ不足していると感じている」
――今後、力を入れたい政策は。
「障害者への差別や社会的バリアの解消に市民・行政・事業者が一体となって取り組むことをかたちにした『合理的配慮促進条例(仮称)』を制定することが今任期の目標。市民や当事者、議員と実現に向けて意見を交わしたい」
――リラックス法は。
「幼い頃の夢がコックさんだったくらい料理が好きで特にイタリアンが好物。今は自分で料理することは難しいが、調味料の分量などをヘルパーさんにリクエストして一緒に作っている」
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