寒川中学校3年の鴫原(しぎはら)朔さん(15)が、8月7日(水)・8日(木)に駒沢オリンピック公園陸上競技場(東京)で行われる「第52回関東中学校陸上競技大会」の共通男子走り高跳びに出場する。
今年6月に行われた湘南地区予選には、同地区から77校がエントリー。県大会へ進めるのは上位10人で、鴫原さんは自己ベストの182cmを跳び、見事1位通過。7月に開催された県大会では179cmをマークし、2位で関東への切符を手にした。
中学入学時はバスケットボール部だった鴫原さん。膝をけがしてバスケは断念したが、「走ることは問題ない」と2年の夏頃に陸上部へ。体験入部中に背面飛びなど走り高跳びのイロハを教わり実践したところ、160cmが成功した。「楽しい」と感じ、けがの影響も心配ないことから、本格的に競技を開始した。
自己ベスト更新目指す
顧問の山内龍教諭いわく、「好きなことにはストイック」という鴫原さん。練習メニューなども自ら提案し、指導を受けてきた。現在は踏切の改善など最終調整中だ。
鴫原さんは、初の関東出場に「楽しんで自己ベストを更新できれば。目標は185cmを跳ぶこと」と意気込んでいる。
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