県立茅ケ崎西浜高校3年生の南口渚凪(なな)さんが8月23日(金)から25日(日)まで千葉県総合スポーツセンター陸上競技場で開催される「第97回関東陸上競技選手権大会」の棒高跳びに出場する。
高校入学と同時に棒高跳びを始めた南口さん。過去2年間は足首のけがで思うような結果を残せなかったという。
しかし、けがの不安なく迎えた今年は、好調を維持し、5月に行われた高校生年代の県大会で7位に入った。
目標としていた関東大会出場はならなかったが、その後は大学生や社会人の選手も出場する「関東選手権大会」出場に目標を切り替え、練習を重ねてきた。
大会の予選となる神奈川県選手権では、標準記録2m50cm以上を跳ぶことが必要だった。「初出場で緊張と不安があった」と言いながらも、自己ベストの2m80cmを跳んで5位に入り、大会への切符を手に入れた。
南口さんは「目標にしていたから素直にうれしい。家族や先生によろこんでもらえて安心した」と振り返る。
引退のかかった試合に向け日々練習にも力が入る。「今までより大きな試合で緊張するけれど棒高跳びができる期間が少しでも長くなるよう頑張りたい。まずは自己ベストを跳ぶことから」と意気込んだ。同種目を専門とする顧問の尾崎孝教諭は「自ら勝ち取った舞台で、武器であるリズムの良い助走を生かして悔いのない跳躍を見せてほしい」とエールを送った。
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