8月17日(土)から20日(火)に福井県で開催される「第51回全日本中学校陸上競技選手権大会」に茅ヶ崎市立中島中学校の小林斗雅(とうま)さん、茅ヶ崎市立第一中学校の鈴木志駿(しうま)さん、小栗士門(しもん)さん、簑島颯佑(そうすけ)さんが出場する。
中島中・小林さん
中島中3年の小林さんは200mに出場が決まった。1年生の夏、顧問の鈴木祥一教諭に「助っ人」として陸上部のリレーに誘われた事をきっかけに「もっと陸上をやってみたい」と思いバスケ部から転部した。
周りのすすめで3年生から同種目を始めるとみるみる頭角を現し、県大会では22秒41で自己ベストを更新した。「全国に出場できてうれしい。得意のカーブを武器に、決勝に残ることが目標」と意気込む。
第一中・鈴木さん
第一中で部長を務める3年の鈴木さんは400mに出場。競技を始めてからの2年あまりで約7秒もタイムを縮め、「努力が結果につながるから楽しい」と話す。
2年生で県の強化選手に選ばれるも、腰のけがで約5カ月休部し悔しい思いをした。そんな時に力になったのは同部の小栗さんの存在。「強化選手として活躍する姿に鼓舞された」と話す。
県大会では51秒44をマークし、自己ベストを更新したが、さらに高みを目指す。「全国に出て満足ではなく、目標の50秒台を走りたい」と力強く話す。
第一中・小栗さん
小学4年生から陸上を続けている第一中3年の小栗さん。出場種目は100mだ。2年の頃からこの種目で全国を目指してきた。きっかけは憧れの先輩がいたこと。今はその先輩が出した10秒7を目指し日々練習に励んでいる。「この大会は陸上人生の土台になる。納得のいく結果をだす」
同じ短距離種目ということもあり、中島中の小林さんとは「友達でありライバル」だという。「一緒に全国へ行こうと約束していたのでうれしい」と笑顔。
第一中・簑島さん
第一中3年の簑島さんはスピードも体力も必要とされる1500mに出場する。地区大会で自己ベストの4分17秒台を出すと、県大会では10秒もタイムを縮めた。標準記録を0・8秒上回って11位に入り出場を勝ち取った。「鈴木君と小栗君の走りに影響を受けた。自分も絶対全国にでたいという強い気持ちが結果につながった」という。目標は決勝に残ることだと意気込む。
中島中の顧問鈴木教諭は「支えてくれた人に感謝を忘れず、最大限に実力を発揮してほしい」と話し、第一中の顧問水間拓実教諭は「この経験を今後の陸上人生に役立ててほしい」と話した。
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