寒川神社(利根康教宮司)境内の特設能舞台で8月15日、相模薪能が行われた。平和を祈念する神事能として、1970年から毎年終戦の日に開催しており、今年で55回目。野外能ならではの幽玄な雰囲気のなか、日本の伝統芸能に約950人が見入った。
上演に先立ち、戦没者を追悼する一連の神事が執り行われ、観客も黙とうをささげた。そして、西方の空が茜色に染まる頃、演能が開始。半能「春日龍神龍女之舞」観世流=写真=や狂言「張蛸」和泉流、能「葵上」観世流が披露され、美しい舞で観客を魅了した。
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