茅ヶ崎市立中学校13校のうち6校で10月から始まる中学校給食を前に、市教育委員会は8月24日、試食会を市役所のコミュニティホールで開催した。中学校給食の理解と利用促進が目的。213人の保護者や生徒らが参加し、「想像以上に良かった」などの声が聞かれた。
試食会は、10月から中学校給食が始まる、梅田中、鶴が台中、浜須賀中、中島中、円蔵中、萩園中の6校を主な対象に開催した。当日は実際の給食同様のデリバリー方式で、委託調理事業者のエンゼルフーズ(株)相模原工場で調理した給食をランチボックスに盛り付け市役所へ配送。蓄熱材を使用して保温した主食(ごはん)と汁物(切り干し大根のみそ汁)に加え、副菜(おかず)と牛乳が提供された。
来年萩園中に入学する今宿小6年児童は蓋を開けると「おいしそう」と笑顔に。赤羽根中1年児童の保護者は、「思っていた以上に良かった。人気メニューを自宅でも作ってみたい。栄養バランスも良く、頼む決め手になった」と話した。市教委担当者は「反応は上々で方向性は合っているのでは。男女差等による量が課題だが、進めながら検証を進めていく」としている。
給食か弁当持参かは選択可能。給食費は1食あたり360円(牛乳代込み)。ウェブ上の予約システムに事前入金し、1カ月単位、もしくは1日からでも予約ができる。
また、市ではスタートキャンペーンとして、10月から12月までに予約した20食分7200円相当を無償提供し、利用促進を図る。来年5月開始の残り7校分も同様にする予定で、冬にも試食会を企画しているという。
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